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俺の妹がこんなに可愛いわけがない(1期)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

 
放送年 2010年
全16話
(TV放送12話 Web配信 TRUE ROUTE4話
 
アニメーション制作 AIC Build
原作 伏見つかさ
監督神戸洋行
シリーズ構成倉田英之
スーパーバイザー川口敬一郎
キャラクターデザイン織田広之
総作画監督石田可奈、川上哲也
音響監督本山哲
音楽神前暁
製作 アニプレックス ムービック アスキー・メディアワークス バンダイナムコゲームス
 
主題歌
OP 「irony」(第2話、第4話 - 第11話、第12話TRUE ROUTE - 第15話)
 
EDテーマに関してはニコニコ動画にて公募された曲を出演声優が歌うという形式をとっている。各話ごとに異なるエンディングになるため割愛。
 
キャスト
中村悠一 竹達彩名 花澤香菜 佐藤聡美 生天目仁美 早見沙織 田村ゆかり 他
 
あらすじ
 
 波乱のない普通の人生を志向する男子高校生・高坂京介は、数年前から中学生の妹・高坂桐乃から挨拶もされずまるで汚物を見るかのように蔑んだ視線を送られるような関係になっていた。京介自身もまた非凡な才能に溢れる生意気な妹を嫌っており、そうした冷え切った関係がこれからもずっと続くかに思われていた。
 ところがある日、京介は自分の家の玄関で、高坂家では自分も含めて誰も見そうにない魔法少女アニメ『星くず☆うぃっちメルル』のDVDケースが落ちているのを発見する。しかも、そのDVDケースには『メルル』のDVDでなくアダルトゲーム『妹と恋しよっ♪』が入っていた。京介は夕食の卓を囲みながら両親に『メルル』の話題をそれとなく振ってみるが両親、特に警察官である父親はオタクに対する偏見が非常に強く否定的な反応が返って来るのみであった。ただ一人あからさまに不審な反応を返したのは、持ち主としては最もありそうにないと思えた妹の桐乃であった。
(Wikipediaより引用)

 

総評

 現代のオタク文化、特に深夜アニメ、オタクアニメを代表する作品といっても過言ではない作品。これは、誰しもが絶賛するという意味合いではなく、一定の層からの強烈な批判があり、アニメ等の創作物を審査する某機関等の審査対象にされながらも、その影響力は絶大で熱狂的なファンも多いという意味である。さらに、作品の内容もオタク文化を取り上げたネタが多く、また、その有用性をめぐって言い争う場面があったりと現実でも問題視されている内容に踏み込んだりしている。こういった現代オタク文化のデリケートな問題に抵触しながら、ストーリーの主軸は萌え、日常、ラブコメ、兄妹愛といった現代の流行の中心を地で行く内容で、さらに円盤の売上もその期の覇権(BD/DVD平均2万オーバー)と影響力も抜群であるため、最初に記したようにオタクアニメの代表と言えるのではないかということである。

 また、この作品を前後としてアニメ界に空前の妹作品ブームが発生している。

 管理人としては、自信を客観的にオタクとした上で、この作品は非常に素晴らしいものだと思う。作画も丁寧で演出もうまく、キャラも非常に魅力的。特に、映像に深みを出す音楽が素晴らしい。

 もう一点特筆すべきはヒロインの服装。特にメインヒロインの桐乃は、ファッション誌で仕事をするおしゃれ中学生なのだが、設定だけではなく、私服が常に違い、ルームウェアでさえ非常に多くのバリエーションがある。さらにネイルもかなりの種類を見ることができ、そういった本物のお洒落を描いているところは非常に素晴らしい。

 ただ、リアルに妹がいる人にはちょっと複雑な心境に感じる場面もあるかも。やはり妹に愛はあっても恋はダメかなと。。。

 

各評価(10段階)

  • 脚本 シリーズ構成 8点
  • 演出 8点
  • 作画 9点
  • 音楽 9点
  • OP 8点
  • ED 7点
  • 演技 8点
 

総合点(100点満点) 87点

(総合点は各評価の総合、全体の完成度、単純な好き嫌い、プロモーション等を加味しております。)











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