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猫物語(黒)

猫物語(黒)

 
放送年 2012年
全4話
 
原作 - 西尾維新(講談社BOX)
キャラクター原案 - VOFAN
総監督 - 新房昭之
監督 - 板村智幸
構成 - 東冨耶子、新房昭之
脚本 - 木澤行人、中本宗応
絵コンテ - 川畑喬、板村智幸
演出 - 川畑喬、岡田堅二朗、板村智幸
キャラクターデザイン - 渡辺明夫
総作画監督 - 渡辺明夫、杉山延寛
作画監督 - 松浦力、小堺能夫、新垣一成、山村洋貴、宮井加奈、名倉靖博
美術設定 - 大原盛仁
プロダクションデザイン - 武内宣之
美術監督 - 飯島寿治
カラーデザイン - 滝沢いづみ
色彩設定 - 日比野仁
ビジュアルエフェクト - 酒井基
撮影監督 - 会津孝幸
編集 - 松原理恵
音響監督 - 鶴岡陽太
音楽 - 神前暁
音楽制作 - アニプレックス
プロデューサー - 岩上敦宏、松下卓也、久保田光俊
アニメーション制作 - シャフト
製作 - アニプレックス、講談社、シャフト
 
 
主題歌
オープニングテーマ「perfect slumbers」
作詞 - meg rock / 作曲・編曲 - 神前暁(MONACA) / 歌 - 羽川翼(堀江由衣)
エンディングテーマ「消えるdaydream」
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 神前暁(MONACA) / 歌 - 河野マリナ
 
キャスト
神谷浩史 堀江由衣 井口裕香 喜多村英梨 櫻井孝宏 坂本真綾
 
あらすじ
 
 春休みに吸血鬼の眷属とされ、「後遺症」を持ちながらも「人間」に戻ることができた高校三年生の少年阿良々木暦は、その時に出会った羽川翼に対して自分が抱いている感情が恋であるのかそうでないのか、悩んでいた。
 ゴールデンウィークの初日、翼に出会った暦はその頬が大きなガーゼで覆われているのを目にする。暦が問い詰めると翼は父親から殴られてそうなったのだと言う。血の繋がらない愛情の無い家庭で育った翼の境遇を知り暦は愕然とする。その後、車に轢かれた尾の千切れた猫の亡骸を見つけた翼は躊躇いも無く埋葬した。
(wikipediaより引用)
 

 

総評

 化物語、偽物語に続く物語シリーズの第3作目に当たる今作。放送は2012年大晦日、ニコニコ生放送、TOKYO-MX、BS11での同時放送という異例の形態がとられた。

 この作品、正直素晴らしすぎて、どこから褒めていいのか迷うほどに素晴らしい。中でも秀でていたのは、演出と演技。演出は前作2作品の演出技法と同じテイストで作られているが、4話という短い中にメリハリのある演出が詰まっており、華麗な演出に魅せられる。抱腹絶倒の爆笑シーンから、シリアスな展開、感動で涙腺崩壊と、その展開の濃さ、そして演出の素晴らしさにとても4話とは思えない感動を味わえる。

 演技に関しては、出演者全員素晴らしいが、特に神谷浩史、堀江由衣の両名の演技は絶賛だった。感情移入、掛け合い、声量等々、およそ視聴者が体感できるものは全てにおいて完璧と言っても過言ではないのであろうか。笑い所も泣き所も、この演技で2倍はのめりこめた。

 4話の作品なので、単体としての評価点に迷ったが、このクオリティと質は1クール分に相当すると判断し、それ相応の評価をさせて頂きます。

 なお、物語シリーズをまだ未視聴の方は、化物語から順に視聴することをおすすめします。

 

各評価(10段階)

  • 脚本 シリーズ構成 9点
  • 演出 10点
  • 作画 9点
  • 音楽 9点
  • OP 9点
  • ED 8点
  • 演技 10点
 

総合点(100点満点) 95点

(総合点は各評価の総合、全体の完成度、単純な好き嫌い、プロモーション等を加味しております。)


 











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