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図書館戦争(TVシリーズ)

図書館戦争

 
放送年 2008年
全12話
 
アニメーション制作 - プロダクション・アイジー
原作 - 有川浩
監督 - 浜名孝行
シリーズ構成 - 古怒田健志
キャラクター原案 - 徒花スクモ
キャラクターデザイン・総作画監督 - 中村悟
デザインワークス - 常木志伸
撮影監督 - 田中宏侍
3D監督 - 遠藤誠
編集 - 植松淳一、奥野英俊
音楽 - 菅野祐悟
音響監督 - 平光琢也
協力 - 社団法人日本図書館協会
制作 - 図書館戦争製作委員会(アスミック・エース、電通、アスキー・メディアワークス、ソニー・ミュージックエンタテインメント、フジテレビジョン、Production I.G)
主題歌
オープニングテーマ
「あたしの街、明日の街」
歌・作詞 - 高橋瞳(ソニー・ミュージックレコーズ) / 作曲・編曲 - 平出悟
エンディングテーマ
「changes」
作詞・作曲 - 小出祐介 / 編曲・歌 - Base Ball Bear(EMIミュージック・ジャパン)
 
 
キャスト
井上麻里奈 前野智昭 沢城みゆき 石田彰 鈴木達郎 鈴森勘司 佐藤晴男 吉野裕行 田中理恵 他
 
あらすじ
 
 主人公は、高校3年生の時に出会った図書隊員に憧れて図書隊に入隊した少女・笠原郁。
 舞台は近未来、西暦2019年(正化31年)の日本。「公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律」として成立した「メディア良化法」が「すべてのメディアの監視権」を持つ検閲の道具となり、不適切としたメディアを自在に排除出来るようになってから30年が経過した世界。メディア良化法を運用する「メディア良化委員会」とその実行組織「良化特務機関(メディア良化隊)」は年々強権的な言論弾圧を強めてきた。 図書狩りに対抗して、公共図書館は蔵書の収集所蔵と提供の自由を守るため、「図書館の自由に関する宣言」を元に成立した「図書館の自由法」を盾に、武力に対して武力で抵抗する「図書隊」を創設し、激しい抵抗を続けている。
 

総評

 質が高く、大人向けアニメ作りに定評のあるノイタミナ作品にして、ノイタミナ作品らしい作品。世界観は図書館を舞台に表現の自由をめぐって銃を撃ち合うという、かなり不可思議なものであるが、主眼はメディアや法制度、社会情勢を問うもので、見ているうちにどんどん引き込まれていく。そして職場での奮闘を描く視点は、銃撃戦とはまた違う緊張感が有り、新入社員の奮闘を思い起こさせるものがある。

 楽しい場面も辛い場面もあり、笑いアリ涙アリの素晴らし作品。個人的には社会人経験がある方には特にオススメ。

 また、劇場版もあるので、テレビシリーズで気に入られた方にはこちらもかなりオススメです。

 

劇場版の評価はこちら→ 図書館戦争 革命のつばさ 94点

 

各評価(10段階)

  • 脚本 シリーズ構成 10点
  • 演出 9点
  • 作画 9点
  • 音楽 7点
  • OP 8点
  • ED 7点
  • 演技 9点

総合点(100点満点) 90

(総合点は各評価の総合、全体の完成度、単純な好き嫌い、プロモーション等を加味しております。)











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