PSYCHO-PASS サイコパス
PSYCHO-PASS サイコパス
シビュラシステムが構築され、人間のあらゆる心理状態や性格傾向を計測する値、通称「PSYCHO-PASS」(サイコパス)が導入されて間もない未来世界(西暦2112年)。大衆は、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測されており、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。
(wikipediaより引用)
総評
「正義が、終わる-」
管理人が歴代ノイタミナ作品最高作品(2013・3時点)と評するアニメ。非常に洗練され練りこまれた世界観、キャラクター設定と、作品名での成長、恐ろしいまでに引き込まれれる展開。その全てがアニメーション作品の最高峰と言っても過言ではない。
登場人物の心理描写や死に対する表現がアダルトであると定評のある虚淵氏らしい脚本に、踊る大捜査線シリーズ監督の本広総監督、塩谷監督、プロダクションIG、それぞれの良さを最大限に引き出している。
舞台は100年後の世界という近未来であるが、現代とはかけ離れたシステムが統治する世界。しかしながら完全に否定できな未来像であり、“逆”歴史教科書とも言える世界なのではないか。
シリアスな作品ではあるが、普段アニメを見ない方にも強くおすすめしたい作品。
各評価(10段階)
- 脚本 シリーズ構成 10点
- 演出 9点
- 作画 8点※円盤修正考慮
- 音楽 10点
- OP 10点
- ED 9点
- 演技 9点
総合点(100点満点) 97点
(総合点は各評価の総合、全体の完成度、単純な好き嫌い、プロモーション等を加味しております。)