偽物語
偽物語
- marshmallow justice(阿良々木火憐/喜多村英梨)
- 二言目(戦場ヶ原ひたぎ/斎藤千和)
- 白金ディスコ(阿良々木月火/井口裕香)
蟹、蝸牛、猿、蛇、猫。直江津高校周辺に現れた怪異に関わった5人の少女の事件が解決し、文化祭を終えた夏休み、阿良々木暦は恋人の戦場ヶ原ひたぎによって学習塾跡に監禁される。千石撫子(せんごくなでこ)を苦しめていたおまじないを意図的に流行らせている人間がいるという。黒い喪服のようなスーツに身を包んだ男、その名は貝木泥舟(かいきでいしゅう)。かつて、ひたぎを騙した詐欺師の一人が再びこの町に現れたらしい。
(wikipediaより引用)
総評
原作が良いだけで良いアニメができるわけではない!アニメ偽物語は、前作化物語に引き続き最高のアニメ!きっとシャフト・新房監督以外ではここまでの表現、ヒットは生まれなかったであろうと断言できる。原作物語シリーズは、基本的に会話劇でストーリーが進む。つまりそのまま映像化してもアニメーションとして成り立たないし、面白みのない作品になってしまう。それをここまで引き込まれる演出で大成させる技術には、心底感服した。個人的にも物語シリーズの中では偽物語が一番好きなので、期待以上の作品で嬉しい限りである。ひとつだけ寂しかったのは、全11話構成で、後半の月火フェニクスが4話しかなかったところ。しかし、素晴らしい歯磨きであった(笑)
各評価(10段階)
- 脚本 シリーズ構成 8点
- 演出 10点
- 作画 9点
- 音楽 8点
- OP 10点
- ED 8点
- 演技 9点
総合点(100点満点) 95点
(総合点は各評価の総合、全体の完成度、単純な好き嫌い、プロモーション等を加味しております。)