君のいる町
君のいる町
原作 - 瀬尾公治「君のいる町」(講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督 - 山内重保
シリーズ構成・脚本 - 吉田玲子
キャラクターデザイン - 西位輝実
プロップデザイン - 新妻瑠維、ふくだのりゆき、高瀬さやか
総作画監督 - 羽山淳一
美術監督 - 松本健治
色彩設計 - 辻田邦夫、竹澤聡
撮影監督 - 増元由紀大
編集 - 後藤正浩
音楽 - 奥慶一
アニメション制作協力 - ミルパンセ
製作 - 「君のいる町」製作委員会(テレビ東京、電通、GONZO)
「センチメンタルラブ」
作詞・作曲 - ユカ / 編曲 - 湯浅篤 / 歌 - みみめめMIMI
エンディングテーマ
「君のいる町」(第1話 - 第6話)
作詞 - 山田ひろし / 作曲・編曲 - 太田美知彦 / 歌 - 桐島青大(細谷佳正)
「Dear friend」(第7話 - 第11話)
作詞 - 山田ひろし / 作曲・編曲 - 河合英嗣 / 歌 - 風間恭輔(小野大輔)
「君のいる町~Answer Songs ver.~」(第12話)
作詞 - 山田ひろし / 作曲・編曲 - 太田美知彦 / 歌 - 桐島青大(細谷佳正)
広島県の田舎町で春から高校へ進学する主人公・桐島青大の家に突然、父親の知り合いの娘という少女・枝葉柚希が居候として東京からやってきた。青大はクラスメイト・神咲七海に中学時代から好意を寄せていく一方、同じ屋根の下で都会的で奔放な柚希と接していく中、徐々に彼女が気にかかる存在となっていく。その後、東京に青大が転校し、舞台も東京へ移る。(原作)
テレビアニメ版では、青大が東京に出た高校時代から始まり、中学時代のことは過去の回想として挿入される構成となっている。
(Wikipediaより引用)
総評
初見では、とても2013年の作品とは思えないほどに、作風にセンチメンタリズムを感じる。平たく言えば古臭い印象のする作品。しかし、それは最初だけで登場人物の恋愛事情が発展するにつれて、そんなことも忘れて壁をドンする展開の応酬。この恋愛関係に悶えることも、しっかり感情移入できる作品だからこそ。切なすぎて涙する、そんなド直球な恋愛アニメ。
今回はGONZO作品では珍しく(?)構成が非常に素晴らしく、原作と時系列をずらしてスタートすることにより、1クールのアニメとしてとても綺麗にまとまっている。吉田玲子氏が脚本・構成を担当する作品らしく、とても無駄のない構成で見終えた時に心残りのない印象を持って視聴できる作品である。
各評価(10段階)
- 脚本 シリーズ構成 9点
- 演出 8点
- 作画 7点
- 音楽 7点
- OP 8点
- ED 7点
- 演技 7点
総合点(100点満点) 77点
(総合点は各評価の総合、全体の完成度、単純な好き嫌い、プロモーション等を加味しております。)