境界線上のホライゾン
境界線上のホライゾン
原作 - 川上稔(境界線上のホライゾン/電撃文庫)
キャラクターデザイン原案 - さとやす
監督 - 小野学
シリーズ構成 - 浦畑達彦
キャラクターデザイン - 藤井智之、西澤真也、愛敬由紀子、鈴木勘太
アニメーションディレクター - 藤井智之
メカデザイン - 大河広行、沙倉拓実、川原智弘
助監督 - 田辺泰裕
助監督補佐(第2期) - 宅野誠起、井端義秀
特技監督 - 川原智弘
美術監督 - 永井一男
CGプロデューサー - 松浦裕暁
色彩設計 - 横山さよ子
音響監督 - 鶴岡陽太
音楽 - 加藤達也
プロデューサー - 平山理志、槙本裕紀
製作 - 境界線上のホライゾン製作委員会(サンライズ、バンダイビジュアル、アスキー・メディアワークス、ランティス、ソニーPCL)
第1期
オープニングテーマ
「TERMINATED」(第1話 - 第4話、第6話 - 第12話)
作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - 茅原実里
※第13話では挿入歌として使用。
エンディングテーマ
-Side Ariadust-「Pieces」(第1話 - 第3話、第7話 - 第10話、第12話 - 第13話)
作詞・歌 - AiRI / 作曲・編曲 - 宮崎京一
-Side Horizon-「Stardust Melodia」(第4話 - 第6話、第11話)
作詞・歌 - Ceui / 作曲 - 小高光太郎、Ceui / 編曲 - 小高光太郎
第2期
オープニングテーマ
「ZONE//ALONE」
作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - 茅原実里
エンディングテーマ
-Side SunSet-「悲しみは誰の願いでもない」(第1話、第4話 - 第5話、第9話、第12話)
作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 原田篤、fandelmale(Arte Refact) / 編曲 - 矢鴇つかさ(Arte Refact) / 歌 - 結城アイラ
-Side SunRise-「ソラノウタ」(第2話 - 第3話、第6話 - 第8話、第10話 - 第11話、第13話)
歌・作詞・作曲 - 奥井雅美 / 編曲 - 東タカゴー
人類が天上から戻った時代。唯一人類が地球上で生活可能な土地を舞台に、改めて人類が天上へ戻ることを目的として過去の歴史を再現する世界。極東と呼ばれる国の独立領土「武蔵」にある学院の生徒たちを取り巻く騒動を描く。
(wikipediaより引用)
総評
電撃文庫の“鈍器” と言われるほど分厚い作品が原作。ただし、分厚いのは本の厚みだけではなく、ストーリーの重厚さとキャラ設定の厚みもまたしかりである。アニメとしても、一度ですべてを理解できるとは言い難く、何度も見て、文字情報を一時停止で収集して、やっと3割理解できるかどうかというもの。
しかし、難解なストーリーを全面に推した作品であるかというとそうでもなく、大別すればバトルアクションの部類に入るであろう作品。重厚に練りこまれた世界設定とキャラ設定は、そういったバトルシーンに厚みも持たせてくれている。
また、バトルシーンのクオリティは、TVアニメ史上最高と言っても過言ではなく、よく動くことはもちろん、止め・キレの緩急、魅せ・見栄の迫力、武器・能力の設定、全てにおいて魅力ある、そして状況把握が取れる見やすさもあり、まさしく理想の戦闘シーン。サンライズの仕事ぶりに感動の一言。
難解なストーリーやキャラ設定は全て把握しなくても十二分に楽しめる作品であるが、その難解な設定を理解したくなり調べようと動かされる良さがある。また、その設定の上でキャラが動いて見せ場を作ることももちろんのことだが、他の作品とは違い、設定を明らかにするだけで見せ場を作るという性質も持っているので、難解であればあるほど楽しみが増えることもこの作品の良さの一つである。
各評価(10段階)
- 脚本 シリーズ構成 9点
- 演出 10点
- 作画 10点
- 音楽 9点
- OP 9点
- ED 8点
- 演技 10点
総合点(100点満点) 94点
(総合点は各評価の総合、全体の完成度、単純な好き嫌い、プロモーション等を加味しております。)