涼宮ハルヒの憂鬱(2009年版)
涼宮ハルヒの憂鬱(2009年版)
総評
最高すぎて、賞賛する言葉が見当たらないアニメの一つ。原作の素晴らしさも然ることながら、ここまでの世界を作り上げたのはやはり京都アニメーションの力によるもの。
2009年版は1期で放送した14話+新規制作分14話の構成となるが、新規制作分のうち半分以上の8話がエンドレスエイトという繰り返し。放送時は賛否両論(まぁ圧倒的に否定意見が多かったのだが)だったが、これがのちの映画「涼宮ハルヒの消失」における感動を何十倍にもするという演出。そしてなによりこの繰り返しこそに涼宮ハルヒシリーズの、涼宮ハルヒという存在の圧倒的力を表現するもの。これは京アニだけがなせる技で、作品に対する深い理解と愛がないと作れない。
とにかく京アニ作品は、その原作に対する作品愛が溢れており、涼宮ハルヒの憂鬱は特にその愛を深く感じることができ、管理人も立派な(?)京アニ厨になりました。
各評価(10段階)
- 脚本 シリーズ構成 10点
- 演出 9点
- 作画 10点
- 音楽 9点
- OP 9点
- ED 9点
- 演技 10点
総合点(100点満点) 99点
(総合点は各評価の総合、全体の完成度、単純な好き嫌い、プロモーション等を加味しております。)