花咲くいろは
花咲くいろは
東京育ちの女子高校生である松前緒花は、借金を作った恋人と夜逃げした母・皐月と離れ、石川県の湯乃鷺温泉街にある旅館の喜翆荘を経営する祖母・四十万スイの許に身を寄せることとなった。この旅館で住み込みアルバイトの仲居見習いとして働きながら学校に通うことになった緒花は、個性的な従業員たちと共に働き、戯れ、様々な人間ドラマの中に身を置いて経験を積み重ねることで成長を遂げてゆく。
(wikipediaより引用)
総評
P.A.WORKS10周年記念アニメにして、原作を持たないアニメオリジナル作品。PA特有の神作画で、主人公の緒花は2011年No.1キャラ(管理人調べ)。笑いあり、涙ありの青春群像劇だが、旅館の仲居というこれまでに例のないテーマを取り入れており、新鮮味を覚える。社会的に与えた影響も大きく、舞台となった石川県では、アニメの中で扱われた架空のお祭り『ぼんぼり祭り』が2011年より毎年実際に開催されている。映画化も予定されており(2012年秋公開予定)、現時点でP.A.WORKS 1のヒット作となっている。
このアニメに最初に引き込まれるポイントはやはり作画とキャラ。緒花のキャラが非常に強く、気持ちの良い巻き込み系のキャラ。次に前半の強烈なギャグ展開で笑わされ、この時点で完全にこのアニメの虜になる。そして中盤から後半にかけては泣かされるシーンも多く、心地よい青春のぶつかり合いが感じられるアニメ。
各評価(10段階)
- 脚本 シリーズ構成 9点
- 演出 8点
- 作画 10点
- 音楽 8点
- OP 9点
- ED 7点
- 演技 8点
総合点(100点満点) 93点
(総合点は各評価の総合、全体の完成度、単純な好き嫌い、プロモーション等を加味しております。)