Another
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父の不在や自身の病気療養のため、母の実家に身を寄せ夜見山北中学校に転入してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ少女・見崎鳴に惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。
実は、恒一の所属する3年3組はある現象の影響下にあった。現象が発生する年は「ある年」と呼ばれ、クラスの関係者から毎月死亡者が発生する。「ある年」には誰も気付かないうちにクラス内に過去の現象による死者がまぎれこみ人数が増えるが、その代わりとしてクラスの誰かを「いないもの」として扱い人数を戻すことでこの現象を抑えることができると伝えられており、鳴はこの年の「いないもの」であった。
(Wikipediaにより引用)
総評
毎週のように凄惨な現場にヒヤヒヤしながら視聴したアニメ。純粋なミステリーホラーとして楽しめる作品。何よりもP.A.WORKSの高い作画レベルで凄惨なシーンを描くので、恐怖は3倍増し(当人比)。死者に関するトリックは、原作を知らずに観ていたので驚かされた。アニメならではのトリックも素晴らしいの一言。そして、アリプロのオープニングが作品の色付けをより鮮明にしている。というのも、原作者の綾辻行人先生がアリプロの曲にインスピレーションを受けて起草した作品であり、アニメ化に際してはアリプロ以外の選択肢は無かったように思える。
※ちなみに、私はDVD0巻購入しました。鳴ちゃん萌え(笑)
各評価(10段階)
- 脚本 シリーズ構成 8点
- 演出 7点
- 作画 10点
- 音楽 7点
- OP 9点
- ED 6点
- 演技 7点
総合点(100点満点) 78点
(総合点は各評価の総合、全体の完成度、単純な好き嫌い、プロモーション等を加味しております。)
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